御霊神社 Web Site > ■史跡 > □錦影絵・参詣と夜店・文学・ごりょうさん

錦影絵

神社の境内に常設小屋があり、今の幻燈に類する錦影絵は、徳川末期より明治初期に上方芸術として大衆の好評を受けました。

御霊さんを中心とした平野町淡路町一帯は、市内の五大商店街の一つに数えられ、羽二重造花商「花十三[はなとみ]」をはじめ北船場の服装雑貨や家庭用品の提供場所であり、また文楽はじめ多くの文化生活の中枢として繁栄をきわめました。

参詣と夜店

船場の商家はもとより山片蟠桃先生、緒方洪庵先生、福沢諭吉先生はじめ懐徳堂や適塾の塾生も参詣されたと言われ、「朝詣り」と「一六夜店」は特に有名で、古書にも「例月一六の六斎日には夜店あまた出て至て賑わし」とあります。

文学

文学では、近松門左衛門の「曽根崎心中」(難波津の西国三十三所の霊地霊仏めぐり)に「……いらかならべし新御霊(第三十三番御霊宮−津村)に、拝みをさまるさしも草、………」、また同じく近松門左衛門「与平衛・おかめ ひぢりめん卯月の紅葉」の(上之巻き二十二社廻り)に「……夢をつむらの新御霊、……」と書かれ、谷崎潤一郎の「春琴抄」に佐助が「御霊様に祈願をかけ朝夕拝んでおりました効があって有難や望みが叶い……」とあります。

ごりょうさん

御霊神社は船場言葉の御寮人[ごりょんさん](商家の若奥様)と語呂が似ているところから御霊さん御霊はんと親しみを持って呼ばれ、崇敬されてきました。


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